バイクの寿命って、どれくらいなのか?伸ばす方法は?

エンジン
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そもそも、バイク、オートバイの寿命というのが、

何を指すかが、あやふやです。

 

一般的には、エンジンのことを

言ってるのだと思いますが…

 

色々とあいまいなので、ここで整理しておきます。

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バイク、オートバイの寿命とは?

最初に言いたいのは、

メンテナンスをきちんとして、

必要な部品交換をすれば、

おとなしく乗っている限りは、

数十万キロ走れますということです。

 

バイク便などの仕事で使っている方は、

クルマもそうですが、あまり無茶な

乗り方をしません。

 

エンジンの高回転を多用すれば、

寿命が短くなるのを知っているからです。

 

なので彼らの答えは、数十万キロ走れるよ

というものになります。

 

バイクをどう使うのかという目的が違います。

 

レースでバイクを使う人にバイクの寿命なんて

聞いても意味がないのとおなじです。

 

できるだけ走行距離を伸ばしたいのであれば、

当然おとなしく走るべきです。

 

ですが、距離が伸びれば、あたりまえですが、

初期の性能は確実に下がっていきます。

 

仕事で使うから、なるべく長く持たせたい人と

趣味やレースや走り屋的な使い方をする人では、

バイクに求めるものが正反対です。

 

こういう人たちにまとめて

あなたのバイクの寿命はどれくらい?

という質問をしたら、返ってくる答えは、

同じわけがないし、ひとくくりに寿命は

どれくらいという質問自体が意味がありません。

 

それに寿命だと判断するのも人によって違う。

 

おまけにオートバイに限らず、

機械というものは、部品交換ができます。

 

なので、実質上、寿命というものは、

あってないようなものだとも言えます

(部品の入手ができない場合は別)

 

 

ザックリと言えば、

エンジン、サスペンションなどの足回り、

フレーム、電装系に分かれますが…

 

ほとんどは、交換や修理で直すことができます。

なので、寿命というのは、おかしな話なのです。

 

実際には、ほぼ、経済的な理由により、

本人さんの判断で直さないというのが、

ホントのところですね。

 

どうしても、その車両でなくてはダメという、

強い思い入れのある人は、少々の金額であれば、

直して乗りますからね。

 

通常だと、修理金額が車両の購入価格を超えると

ほぼ、直す人はいません。

 

ていうか、その前の数万円で

あきらめる人がほとんどですね。

 

例えば、よくあるのが、高額な修理代をかけて、

エンジンを直したけど、少ししたら、

今度は、電気系統の修理で壊れて

また、お金がかかる、どうなってんの?

 

ということがありますが、だいたいは、

全ての部品の限度が同じくらいの時期に

重なることはよくあることです。

 

ですが、これは、直す側が事前に

よくよく説明しておかないと

もめごとになります。

 

または、古い車両であれば、

部分的に新品が入ったことによって、

他の古い部品にストレスがかかって壊れる

こともありえます。

(特に電装系統が多いですが…)

 

そうなると、次々にお金がかかるので

買い替えを考える人が多くなります。

 

それが寿命と言われることになります。

違うんですけどね(笑)

 

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正直な話、エンジンをすべて新品部品で

組んだとしてもフレームや足回りの

走行距離なりの消耗やストレスが

消えてなくなることはありませんからね。

 

ここまでの話で

だいたいわかると思いますが

エンジンのオーバーホールをしないで、

どこまで長持ちさせられるか?ということが、

一般的に言われる寿命だということにします。

 

もちろん、エンジンが調子悪いことの原因は、

エンジンが原因とは限りません。

 

走行が多い場合は、

キャブや電装系の場合もありますが…

 

長持ちさせるには?

オイル管理

よく言われるのが、オイル管理ですが

理想を言えば、

状態を見ながら判断するのがベストでしょう。

 

通常では、3,000kmで交換ですよという、

距離管理が基本となると思いますが、

車両によって違います。

 

小排気量の原付車両の交換は、

特に50㏄は、経験的に言わせてもらえば、

1,500kmが妥当だと思います。

 

これは、後に述べますが、

主に使用状況が影響します。

 

また、エンジンの常用回転数が小排気量のために

どうしても、高くなりがちなためです。

 

その上、オイル量が50㏄では、

0.6から0.7Lと少ないために

傷むのも早いのです。

 

原付二種になれば、もう少しマシになりますが、

車両によっては、オイル量が50㏄と変わらない、

0.8Lほどのものもありますので、少ないものは、

1,500kmほどで交換した方が良いかもしれません。

 

また、冷却方式でも違いがあります。

空冷エンジンと水冷エンジンでは、

交換距離の目安が変わります。

 

一般に空冷エンジンは、水冷エンジンよりも

オイルの負担が大きくなるので、

早めの交換になります。

 

エンジンのタイプでオイル管理の注意点も変わります。

 

ほとんどの単気筒エンジンでは、構造上、

クランクシャフトがボールベアリング支持に

なってしまうのですが、そのボールベアリングは、

メッキされています。

 

なので、オイルに水分が混じると

サビが出やすいのです。

 

50㏄~125㏄までのエンジンは、

単気筒が多いので、

これに当てはまります。

 

対して、4気筒や2気筒のエンジンでは、

メタルベアリングを使っているものが多いので、

オイルの中の水分には、比較的強いと言えます。

 

しかし、ひどいものは、乳化と言って、

油分とオイルが結合してしまい、

マヨネーズ状になります。

 

こうなると、温まっても元には戻らないので、

エンジン内壁にへばりつき、

底にたまらなくなるので、オイルポンプが

オイルを吸えずオイルが入っていないのと

同じ状態になります。

 

中大型車であれば、

オイルの見える窓がついていれば、

わかりますが、

ミルクコーヒーやミルクティー色になる

あれです。

*これは、フォークオイルですが、水分の混じったオイルです。

 

軽いものであれば、元々のオイルの色が、

お茶やハチミツ色なら、

わずかにミドリがかって見えます。

 

原付は、この傾向が強いので、

よくクランクから異音が

出ている車両が走っているのを見かけます。

 

2サイクルも基本的に排気量に関わらず

ボールベアリング支持なので、

同じような音が出ているものが多いです。

 

使用状況にもよりますが、

メタルベアリング支持の4サイクル

水冷エンジン車であれば、

3,000kmのオイル交換で

ほとんどの場合は問題ないと言えるでしょう。

 

しかし、空冷エンジンを積む古い車両などは、

ボールベアリングのものもありますし、

走行風による冷却がメインなので、気を遣う人は、

2,000km以下で交換される方もいます。

 

一部の超高級オイルでは、

10,000km以上性能を維持できるものもある

ようですが、高いですし、こまめに状態を

確認する人でなければ、おススメしません。

 

寿命を延ばす、エンジンを長持ちさせたいのであれば、

状態を確認する、こまめな管理が必要だということです。

 

使用状況

よくある悪い例をあげると、

 

エンジンをかけてから、

10分以内に止める乗り方で

冬場も毎日使う人のバイクは、

オイルの乳化を起こしやすいです。

 

わかりやすく言うと、

近所の買い物にしか使われない

おばちゃんのスクーターです。

 

オイルの乳化は、冬場の窓の結露を

考えるとわかりやすいです。

 

あの水分がすべて、オイルに落ちて

エンジンでミキサーのように

混ぜられるわけです。

 

ぞっとしますね。

 

通勤通学で使う人には難しいでしょうが、

出来れば、エンジンが完全に温まった状態に

すれば、中の水分は、蒸発して出て行って

くれるのですが、そうもいきません。

 

その場合は、1,000kmとかで、早めの交換です。

どれだけ早く気付くかが問題です。

 

また、2サイクル、4サイクルに限らず、

放置期間の長いものは、サビが発生します。

 

それに動かさないけど、

毎週エンジンをかけてるよという人もいますが、

保管状況によっては、傷める原因になりかねません。

 

少し、話がずれますが、

今では、もうあまりないでしょうが、

10年ほど前までは、2サイクルの不動車を

直して乗る人が結構いました。

 

キャブレターの掃除で

かかるようにはなるのですが、

少し乗った後にエンジンの焼き付きで

帰ってきます。

 

放置期間で出たサビが、

動かした直後には何ともないのですが、

結局、ベアリングやシリンダーにキズを

付けて焼き付くのです。

 

直す前に十分、そうなるよとお伝えしますが、

ほとんどは聞いてもらえませんでしたね(笑)

 

もったいない話です。

 

それほどに、エンジンにとって、

サビは大敵なのです。

 

また、実際の運転状況に限っていえば、

エンジンの消耗は、同じ距離を走るなら、

高回転を多用しない方がいいに決まっています。

 

オイル管理がきちんとできているなら、

クランクシャフトのベアリングは、

そうそう傷むものではありません。

エンジン圧縮のかなめ

そうなると、エンジンの健康の

バロメーターは、圧縮で判断できるのですが、

圧縮は、IN&EXバルブの当たり面、

バルブシートのへたり具合によります。

 

 

過走行車が不調になり廃車になるのは、

これが原因の場合がほとんどです。

 

つまりは、高回転を多用する人の車両は、

バルブシートを痛めることになるので、

長持ちはしないということです。

 

高回転を多用すれば、

もちろん、エンジン温度も上がるので

バルブシートのへたりを助長もします

 

バルブシートのへたりは、

オイルや添加剤で防げるもの

でもないのです。

 

大排気量の空冷エンジンの旧型バイクは、

飛ばす人が乗れば、2,3万キロの走行で

圧縮が落ちたりオイル下がりが出たりします。

 

カンタンに言えば、何回バルブが開閉したか

ということがシリンダーヘッドオーバーホール

の目安です。

 

数えられませんが(笑)

 

あとは、燃料供給が不適切な状態で長く使用すると、

これも、バルブシートを傷めることになります。

 

そして、シリンダーヘッドのオーバーホール、

バルブシートカットが必要になります。

 

 

特にキャブレター車は、

走行に伴い、ガソリン油面が変化するので、

濃い混合気になりがちです。

 

*スズキサービスマニュアルより

 

これが蓄積すると、余分なカーボンが燃焼室にたまり

バルブシートを傷める原因にもなります。

 

 

なので、定期的なキャブレターのメンテナンスや

チェックが大切になります。

 

インジェクション車でも、走行が増えれば、

インジェクターの噴射孔の変形や損傷で

噴霧状態が悪くなったり、

燃料ポンプの圧力不足などが

不調の原因になることがあります。

まとめ

そのエンジンのオーバーホールが必

要な状態までの期間

(エンジン寿命)を伸ばすためには、

以下のことが必要かと思います。

 

1.エンジンをきっちり温める距離を乗り、

定期的な距離で交換すること。

それが無理であれば、早めの交換。

オイル管理が重要。

 

2.不動の期間が長いと内部にサビが出るので、

できるだけ放置しない。

 

3.空冷水冷に限らず、シリンダーヘッドの

バルブあたり面が広がれば(走行が増えると)

圧縮が落ちて、オーバーホールしなければならない。

 

4.積算の回転数が低ければ、同じ距離でも寿命は延びる。

 

5.キャブレター、インジェクターのメンテナンス管理。

燃料供給系統の不調は、エンジン寿命に影響する。

 

以上が、要点になります。

 

これらのことを知っていれば、

少しは、寿命を延ばせるはずです。

 

どちらにしろエンジンは、耐久消費財で、

消耗品なんです。

 

参考になれば幸いです。

では、また。

 

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