バイクのエンジンの精密オーバーホールって、効果はあるのか夏休み?

エンジン
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エンジンをオーバーホールするついでにチューンナップを

考える人は多いと思うのですが、ノーマルのまま精密に

組付けるとどうなるのでしょう?

 

私もまだ、整備を習い始めの頃は、自分の腕で精密に

組み立てれば、すんごいパワーアップを…みたいな

若気の至りの妄想もありましたが、そんなことはないです。

 

結論から先に行ってしまえば、操作性や質感は向上するが、

設計時にターゲットにされた出力よりも大幅なアップは

望めないということです。

 

もちろん、部品を変えたり改造したりして、

パワーアップを狙うことは当然できますが、

ここでは、ノーマルという前提で進めます。

 

もし、オーバーホールで大幅なパワーアップをしたと

感じるなら、それはもともと手に入れた時点での

パワーダウンが大きい車両だった可能性の方が高いです。

ノーマルの車両というのは、工場のラインを流れて

出来上がるものですから、一台一台の状態が最高に

なるように調整されたものではありません。

 

それを調律を施して、いい状態に近づける事を

チューニングと元々は言います。

修理や改造、パワーアップとは、また違います。

 

しかし、精密オーバーホールでシフトチェンジの節度の

向上や音や振動などの質感の部分は、確実に向上します。

 

なので、レースメカニックの腕を発揮する余地があるのです。

精密なオーバーホールは、手間をかけて、設計値に

近づけ、操作性を向上させる作業と言っていいでしょう。

 

現在のレベルでも残念ながら、カタログの数値どおりに

出力が出ている車両は少ないものです。

一昔前に比べれば、全然マシですが…

市販車の中でも、ハイパワー車は、元々の出力が高い

ので、ロスがあったとしても普通はわかりません。

 

もし、絶対的なパワーが欲しいのであれば、現状の

出力を計測した上で加工を施さなくては、正確には、

どれくらいの違いかが分からないでしょう。

 

しかし、現在の日本のオートバイは、ハイレベルすぎて、

手を加えると逆に出力が落ちるか、乗りにくいものになる

とも言われます。

 

昔と比べれば、パーツひとつ交換しただけで、

パワーアップが出来るようなものではなくなっています。

 

以前、某BS誌でBSAというクラッシックバイクの精密

組み立てをした専門ショップのオーナーの記事が掲載

されていました。

 

どんなに精密に組み立てても、当時の生産技術で作られて

いるので、設計時の出力が大幅に変わることはないし、

基本的な特性も変わらない主旨のことをおっしゃってました。

言われてみれば、至極当たり前ですが、設計当時の部品と

材質で作られ、それに見合った設計数値で作られている

ものをノーマル部品でいくら精密に組み立てても大きくは

変わらないのは当たり前と言えば当たり前のことです。

 

結果としては設計値に近づける作業になるわけです。

だからと言って、否定しているわけではありません。

 

そこには、各作業者なりのその車両に

対するノウハウが注ぎ込まれるわけです。

乗車時の質感は、確実に向上します。

 

これこそ、趣味の醍醐味と言っていいでしょう。

 

精密な組み立ての結果として、少々の出力アップは、

ついてきますが、それよりも自分の意志に忠実に動く

ことの方が乗るうえでは重要です。

 

癖のある車両が好きな変態さんも多いですが(笑)

あるがままの車両を愛でるのも当然アリです。

 

でも、癖のあるバイクというものもいいのですが、

長く所有し、実際に乗る時間の多い人にとっては、

疲れるので気になるところを直したり、もう少し癖を

緩和したくもなります。

 

その痒い所に手が届くチューニングというのが、

乗り手には重要です。

重箱の隅をつつくとも言いますが(笑)

そこで色々と手を加えていくことになるのですが、

その一つの結果が精密オーバーホールだったりします。

 

結局は、その人がバイクに何を求めるのかが、

一番大切なことなのです。

 

好き嫌いはあると思いますが、

趣味ですから、楽しまなくては損ですね。

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