原付スクーターのメンテナンスは、現在フューエル
インジェクション車が主流になっているので、
普段することは、あまりありません。
メインは、オイル交換、タイヤの空気圧のチェック、
調整くらいでしょう。
タイヤの空気圧は、車両に記載されている数値に合わせれ
ばいいと思います。
面倒であれば、前後とも2.0㎏/㎝²(0.2Mpa)にしてください。
標準は、もっと低いですが、チェックの頻度からすると
高めに入れておけば、見る回数が少なくてすみます(笑)
スポーツバイクではないので、そこまで神経質になる
必要はないでしょう。
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メインとなるのは、
オイル交換ですが、これは、結構重要です。
と言ってもオイル交換するだけですが…
状況によって、交換のタイミングを変えるべきです。
詳しくはこちらに⇒バイクの寿命…オイル管理
その他には、もう少し走行距離が増えたり、
年数が経過したものは、チェックした方が良いだろう
ものになります。
おっと、その前に1点だけ、例外があります。
冷却水の交換です。
2,3年に一度は交換してもらいたいのと
点検窓からでもいいので冷却水のレベルを
チェックしておきましょう。
最近の原付では、50㏄でも水冷式のエンジンを搭載
しているものが多いので、冷却水の不足や劣化で警告灯、
ウォーニングランプが点灯してしまう原因になりますので
気を付けましょう。
さて、距離や経過年数が増えたら、交換したい、または、
チェックすべきポイントですが、主に駆動系の消耗に
なるでしょうか。
目安の距離としては、ザックリ言ってしまえば、ホンダ
さんは、ドライブベルト、ウエイトローラーは、新品
から、チェックが1万キロ、交換が2万キロでしょうか。
ヤマハさんは、もう少し長くても良いかもしれませんが、
測定は、した方が良いでしょう。
ドライブベルトの場合、新品より1.0ミリ以上の幅の減り
があれば、最高速度に影響が出ます。
クラッチシューに関しては、各社、年式や車種によって、
マチマチですし、使用者の使用状況にも大きく左右されます。
ですが、用心するのであれば、2万キロ超えれば、
ホンダ、ヤマハでは、クラッチシュースプリングは、
交換しておくべきでしょう。
ノーマルのメンテナンスということであれば、
こんな感じでしょうか。
納車整備でもこの辺りが中心やっていました。
また、気付いたことがあれば、追記します。