バイクに入れるエンジンオイル添加剤 参考にするためのはなし

カスタム、改造
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近頃では、ハイブリット車やモーター駆動

のほうに目が集まり、エンジンに関する注目は

下がっているいえるかもしれません。

 

しかも、その中でエンジンオイル添加剤となると

あやしいものも多くて、もの好きのかた以外には

さらに注目されないことでしょう。

 

この手の商品は、中に含まれている成分が

素人にはわからないし、

確認のしようもありません。

 

対象となるエンジンをばらして、その効果を

確認するとなると一般には、あまりできません。

 

さらにエンジンオイルやオイル添加剤の成分が

わかったとしてもその働きや役割まで理解できる

ほどの知識も正確には知りません。

 

ぼくにもわからないことだらけです。

しかし、事前にある程度の知識を知っていれば、

間違えてしまうことも減らせるはずです。

 

なので、ぼくの知ってる範囲で、

ざっくりとですがお話しします。

 

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最新の知識ではなく、私見も含まれますが、

自身で体験確認できたことをお話しします。

 

昔よくあったのが、車屋さんやバイク屋さんに

オイル販売会社の営業マンが

自社のオイルの販売促進のため、

チムケンテスター持ち込んで実演すること

がよくありました。

 

チムケンテストとは、

JIS日本工業規格で定められる

潤滑油の耐荷重能試験方法のひとつです。

 

チムケン法 =チムケン式極圧試験機によって

潤滑油の耐荷重能を試験する方法。

 

もちろん、持ち込めるテスターなので、

簡易的なものです。

とても高価なものです。

135R

アーステックより転載

 

当時のぼくは、知識もなかったので、

フーンという感じで聞いていましたが、

あとで知ってからだと、これはとても

おかしな話なのです。

 

潤滑にも種類があり、それを知ってしまうと

すぐにわかることなのです。

 

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潤滑の種類(タイクツですがこれを知らないと損⁉)

潤滑の種類には、以下のものがあります。

 

流体潤滑

流体潤滑とは、油膜を間に摩擦面同士が離れて

滑っている状態です。

 

潤滑油の粘性や圧送による油圧や潤滑油の流体

エネルギーで摩擦面を浮かせています。

 

水上スキーをしている状態に似ています。

ボートで引っ張るのが流体エネルギーや油圧に

なるでしょうか。

 

エンジンのクランクシャフト・コンロッドの

メタルベアリング部がこの状態にあたります。

 

境界潤滑

流体潤滑のように充分な厚みの油膜がない状態で

ミクロンよりもさらに小さい、ナノオーダーで

二面間を潤滑します。

 

よく言われる、ドライスタート時の摩擦面や

高負荷時のカム表面、クランクメタル部が

この状態です。

 

混合潤滑

境界潤滑と弾性流体潤滑の中間の状態です。

弾性流体潤滑

弾性流体潤滑は、流体潤滑状態よりも

荷重が大きくなり、過大な油圧により摩擦面が

へこんだ状態のことです。

ミクロレベルの世界のことです。

 

極圧潤滑

極圧潤滑は、わかりやすくカンタンに言えば

ミッションやデフギヤの接触面での状態です。

 

駆動系のギヤの減速により生じる膨大な圧力が

接触面にかかり、粘度の高いギヤオイルでさえも

押しつぶされてしまう状態での潤滑です。

 

この状態は、スケートをするときの氷面の状態が

似ているでしょうか。

 

スケートシューズのブレードに圧縮され

氷からすべりやすい水に変わることで潤滑すると

いえばわかりやすいかもしれません。

 

この環境下では、ギヤ摩擦面を滑りやすい物質に

変化させないと潤滑できません。

 

ギヤ摩擦面が直接密着して擦れあうと、

スケートのブレードの例と同様に表面が凝着して

高温になります。

 

この摩擦面に柔らかい腐食膜を作って、

潤滑するのが極圧剤と言われるオイル添加剤で

熱により金属を腐食させて柔らかくします。

 

その腐食した摩擦面が滑ることにより

潤滑するのです。

 

一般的に知られている極圧添加剤は

塩素系炭化水素で、

ギヤ、ミッション、デフ・オイルには

普通に添加されています。

 

デフオイル、ミッションオイルの独特の

あの臭いの元がこれです。

 

勘のいいひとはここまでの話で

分かることがあると思います。

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よく言われるうわさ話

 

ここまでの潤滑の種類の説明で分かることがある

と思います。

 

よく言われる塩素系のエンジンオイル添加剤

についてです。

 

塩素系のエンジンオイル添加剤は、

金属表面を薄く溶かして潤滑するので

長期間の使用には問題があるというものです。

 

溶かして潤滑するということは、ギヤはともかく、

エンジン内においては、クリアランスの増大となり、

最終的には重大な結果となります。

 

もちろん、それが20万キロ30万キロ後で

あるなら、何の問題にもなりませんがうわさとは

尾ひれがついて回るものなので消費者側としては

購入しない決定的な理由になりえます。

 

有名どころにミリ〇ック1がありますが、

いまでは、販売もされておらず販社は

別の商品を売っています。

 

その表記にはわざわざ、塩素フリーとかいてある

ことからも、塩素系であるとのうわさによる

影響は大きかったんですかね。

 

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国内では、塩素系潤滑剤の製造は禁止されている

そうなので、基本輸入品であったミリ〇ック1は、

製造元が海外で、ほかの商品に入れ替えるしか

手がなかったのでしょう。

 

そもそも、オイル添加剤に関しては、

成分そのものがノウハウであり、

内容を明かすわけにはいかないのが現実です。

 

ミリ〇ック1は、出自が軍用ということが

売りにもなっていましたが、

軍用ということは、成分構成を

余計に明かせないこともあります。

 

しかも相手国によっては輸出禁止です。

 

それに軍用品ということは、どんな時でも

緊急出動がすぐできるように壊れてはならず、

動かないという可能性を極力減らしたいという

意図があります。

 

なので少々のパワーダウンがあったとしても

動かせることのほうが重視されます。

 

それを考えると、塩素系が採用されても

何の不思議もありません。

 

それに軍ではメンテナンス管理が厳密に

行われています。

 

消耗品はすぐに交換されるので

問題になりません。

 

話が少し脱線しました。

 

冒頭でお話ししたチムケンテスターですが、

どういったものかは、

以下の動画が参考になります。

SRエコパワー 試験映像

 

テストそのものには、何の問題もありませんし、

テスターも同様です。

 

目の前で実践されるインパクトは

大きいものです。

 

すごいと普通に思うでしょう。

 

しかし、大前提が間違っています。

 

そもそも、

チムケンテスターは、極圧試験機です。

 

普通の状態で動いているエンジンでは、

極圧潤滑が必要なところはありません

 

ミッションやデフとは違うのです。

それが必要ならば、そのエンジンは、すでに

どこかが壊れてるはずです。

 

もちろん、壊れるまでの時間は

長くなるかもしれません。

 

ですが、

チムケンテストでみられる極圧潤滑の性能は、

エンジンオイルの性能の一部でしかありません。

 

チムケンテストでいい結果を出すから、

エンジンオイルとして高性能とは言えないのです。

 

むしろ、極圧潤滑の性能を発揮する場面のほうが

普通に動くエンジンでは、少ないはずです

 

バイクの場合は、

ミッションとエンジンオイルが

構造上同じ場合が多いです。

(上記の理由でミッション

ブースターが配合されている)

 

なので車のエンジンオイルで高級なものを

バイクに使うと不具合が出たりするのです。

(バイクのものを車に使う分には、

問題ないことが多いですが…)

 

同じメーカーのオイルで同じ銘柄で、

わざわざ二輪用が設定されているのは

そのためです。

 

バイクの場合は、構造上同じエンジンオイルを

エンジンとミッションで使います。

だから、極圧潤滑性能は、

高いものがいいのは確かですが、

エンジンに影響ないものがいいでしょう。

 

言いたいのは、販売者が言うことを

鵜呑みにしないということです。

 

必ず自分なりに調べて、知識を入れておくことです。

 

販売者も実はよくわかっていない?

エンジンオイル添加剤には、先の塩素系のほかに、

テフロン系、ボロン系、炭素系、チタン系などが

あります。

 

ほかにもあるかもしれませんが…

もし販売者が販売しているだけであれば、

その添加剤が何系であるかの説明もあやふやに

なるでしょう。

 

WAKO’Sなどは、販売者もレクチャーを

受けている上,製造元でもあるのできちんと

説明できる人が多いです。

 

販売者の説明があやふやだからと言って、

その添加剤がダメとは言えませんが

買う側からしたら、ためらいますよね。

 

販売担当者に聞く前に、自分でもある程度の

知識を仕入れておく必要があります。

 

ぼくの紹介したことはほんのさわりです。

これを入り口にして、ご自分でも

調べてみてください。

 

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まとめ(ぼくの経験と商品)

 

インターネットは、使いようによっては

大変役立つものですが、

使い方を間違えないようにしないといけません。

 

その際は、必ず反対意見から賛成意見、

複数の両側の意見を参考にするべきです。

 

その際は、著者名が明らかな文献とか

誰が言ってることなのかが明確なものを

参考にすべきです。

 

ここでは、テスト的な数値を取ったわけではない

ぼくの私見ですが(笑)、違いを体験できたものを

紹介します。

 

一般に有名なものでは、ゾイルでしょうか。

自分のバイクで使用しましたが、一定の効果は

認められました。

 

これも塩素系だとウワサが出たものですね。

 

傷んだエンジンでは、

もっと効果を確認できるでしょう。

 

GRPもよい添加剤です。これはカーボン系ですが、

遅効性ということで効果の発揮までに少し

時間がかかります。

 

ぼくは、数年単位での長期使用はしていません。

理由は高価だからです(笑)

 

長期間販売されているうえ、

(これは結構大事な要素です。)

現在では、産業用にも展開され好評のようです。

 

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メタライザーは、ロータリーエンジン車を所有

していたので、販売直後から使用していましたが、

これは結構な効き目がありました。

 

しかし、添加後の施工に時間がかかるのと、

やはりこれも高価でだったので、

その車を手放すときに使わなくなりました。

 

ロータリーエンジンでは、

アイドリング時に顕著な差がみられました。

 

振動や音の減少などです。

ロータリーエンジンのアペックスシールのような

抵抗の多いものには、効果的かと思います。

 

あとは水平対向エンジンとかにも

効果的かと思います。

買って損はないと思います。

 

あとは、アッシュオイルで有名なJCDプロダクツの

NANO TECHです。

 

低粘度0W-20オイル指定のエンジンの

タペット音を抑えるために使ってみましたが、

ハッキリと効果は確認できました。

 

安くはないですが、

オイル交換のたびに入れる必要はなく、

ある程度効果は持続するものでした。

 

個人的に長年愛用しているものは、

イクロフロンⅡとマイクロセラです。

 

これは、テフロン、ボロン系、になりますが

もう30年以上販売されているはずです。

 

何の物質でも同じですが、

一口にテフロン、ボロン、炭素などといっても

いろいろな素材の種類があります。

 

たとえば、

テフロンはダメと言われていたとしても、

どの種類がダメなのかまでは言及していない

ことが多いです。

 

れは、結局、誰かの意見の伝聞だ

ということだと思います。

 

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ぼくの愛用歴も10年以上になりますが、

車に主に使っています。

 

バイクでは、スクーターや乾式クラッチ装着車に

使用していました。

 

ドゥカティでも749Sに使っていましたが、

ベースのエンジンオイルが鉱物油でも

何の問題もなく使っていました。

 

なにより、添加量により効果を変えられる点と

コストパフォーマンスが高い点があげられます。

 

一見、粉状なのでつまるのではと思いがちですが

同じ車に10年以上使っていますが、

いまのところ、そんなことは起きていません。

 

心配があるとすれば、長期の使用でオイルパンに

沈殿が多少なりとも出るであろうことくらいかと

思います。

 

ですが車の場合は、オイルパンをあけて掃除が

必要なくらいなので、個人的には、問題ないと

思っています。

 

バイクの4気筒車も同様に考えています。

 

それぞれ、特徴があり好みもあるので

これが一番とはいいがたいですが、

紹介したものはどれも実効性があると思います。

 

バイクにおいては、クラッチが湿式の場合は、

添加剤によっては、クラッチの滑る原因にも

なりかねません。

 

使用においては十分に下調べをしてから

使ってください。

 

以上、参考になれば幸いです

では、また。

 

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